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令和の前日に2019年04月26日

みなさんの予想をうらぎり、今月2回目のブログの更新です。ついに、平成が終わり、令和の時代に突入します。昭和生まれというとこれからの令和生まれの人にとっては、我々の明治・大正生まれみたいで、ずいぶんとじいちゃんになった気分です。前回、平成になったのは昭和64年でした。僕は昭和63年大学卒業ですから、前回年号の変わったのは卒業して1年目の研修医の時でした。広島市民病院の病院内の6畳一間、バストイレ共同の研修医宿舎で昭和天皇の崩御を聞きました。当時の広島市民病院の研修医宿舎は夜9時になると冷暖房が切れるため、夏は夜、地獄のような暑さでした。窓を開けて寝るしかありませんでしたが、網戸があちこち破れてボロボロだったので朝起きたら蚊に刺されてあちこちぼこぼこになってました。犬猫研修医とか、月月火水木金金とか、労働条件も厳しかったですが、先輩の先生方も明るくて勢いがあり、新しい平成の時代と、自分の外科医としての輝かしい将来(?)を夢見て、高揚感があり非常に楽しかった覚えがあります。もっともその後の平成の時代は厳しい現実が待ち構えており、徐々に希望は厳しい現実に削られて小さく丸くなって現在にいたっておりますが・・・(悲)。来る令和はどんな時代になるでしょうか。もう若くはないので、以前のような希望に満ちた高揚感はありませんが、なにかもう一つ新しいことができればと、ちょっと希望と期待をもって、新しい令和を迎えたいと思います。
最後に、昭和の最後のころの勢いのあったころの白黒写真(微妙にスポットはずしてますが・・・)
髪にも勢いがありました・・・